暗殺者のサイドアーム! 

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シルベスター・スタローン主演のあの知る人ぞ知る名作映画『暗殺者』
今回ご紹介するトイガンはその作中に登場するサプレッサーが組み込まれたスタームルガーMK1のカスタムモデルです!

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(↑スタームルガーMk1)
スタームルガーとは1950年アメリカで開発された小口径弾(22LR)を使用する低反動に高い命中精度を誇る競技用の安価な拳銃で、そのクオリティーの高さから米国で人気を博します。

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(↑22LR弾)

その後、サプレッサーを後から装着し消音性を高めたスタームルガーMk1は軍や特殊部隊に支給され、
主に暗殺用として使用されました。

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(↑スタームルガーMk2)

さらに時代は進み冷戦中期から末期にかけて、サプレッサーを標準搭載したスタームルガーMK2がエージェントに支給されたそうです。

今回ご紹介するトイガンはMk1にサプレッサーを追加したモデルで、
スタームルガーMk2ではありません。

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例によってマルシンはシンプルなパッケージデザインです。


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中はこんな感じ。
分解用の六角レンチと6mmBB弾、説明書にマガジン、本体。

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一応予備マガジンもひとつ追加で購入。

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サプレッサーが目立つデザインです。
本体はABSなのでやや軽い上にサプレッサーは金属なのでマガジンを装填しない状態だとフロントヘビーです。
マガジンを装填すると前後のバランスが取れて持った感触も良くなります。

ABSのほかにHWモデルも発売しているので重量感を重視する方はHW版をオススメします。

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スタームルガー社のメダリオンが片側だけに付いています。

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反対側。両方に付けないのは何かコダワリでもあるのでしょうか・・・。

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トリガーは金属製でシルバーが銃全体のアクセントになっていて良いですね(´∀`

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エジェクションポートから覗くボルトもシルバー塗装されてます。(擬似ボルトはABS製です。)
固定スライドガスガンなのでボルトは可動しません。
が、可動しない分静音性は抜群です。

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安価なトイガンにありがちなパーティングラインもしっかり処理されています。

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刻印はこの三ヶ所だけです。

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フロントサイトとリアサイトは共にシンプルなデザイン。

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一人称視点だとこんな感じ。
気分はまさに某潜入アクションゲームの主人公です(´∀`

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セイフティの切り替えはここからやります。
Sの文字が見えるようにする(バーを上げる)とセイフティ

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Fの文字が見えるよう(バーを下げる)とファイア(射撃)モードになります。

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マガジンの取り出し方はM92Fのようなマガジンキャッチボタンを押す従来のタイプではなく、
P38やP230などのグリップ底部にある鍵爪状のマガジンキャッチを引いて取り出すタイプです。 

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このマガジンキャッチの欠点はリロードに時間が掛かることですが、
逆にマガジンキャッチボタンを間違って押してしまいマガジンが落下することを防ぐ利点があります。 

拳銃で積極的に戦うことを想定しない
旧式の軍用拳銃には多く見られた方式です。

マガジン脱落といえば、自衛隊員が使用する9mm拳銃(モデルはP220)も鍵爪タイプのものです。
理由は上記と同じ。
 (↓自衛隊員が使用する9mm拳銃)
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話が逸れました。

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続いてはフィールドストリッピング(通常分解)です。

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グリップ後部にあるレバーを引きます。

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こんな感じ。

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するとこのようにパーツがスルスルと抜けます。

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グリップ部分のパーツを抜き取ったらバレルとフレームが簡単に分離します。

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工具無しの分解はここまで。

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続いて、付属の六角レンチでサプレッサーを取り外します。

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イモネジを取ると簡単にサプレッサーを分離できます。

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そしてインナーバレルも簡単に取り出せます。

最後にサプレッサーの分解です。
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サプレッサーは先ほどのイモネジで同時に固定されていたので、
サプレッサーとバレルを分離出来れば後はサプレッサーも工具無しで分解できます。

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サプレッサー内部は三段に分かれてスポンジがはめられているのが見て取れます。
間が空いているのでそこにスポンジを更に詰めれば更なる消音性が期待できます。

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分解は簡単ですが、組み直すのは少し難しいかもしれません。
私も少々苦戦しました。

スポンジの追加詰めだけが目的ならバレルとサプレッサーをつなぐイモネジを外すだけで済むのでわざわざ完全分解する必要はありません。

それではトイガンのカタログスペックを紹介します。

【全長】270mm
【重量】600g
【材質】ABS/サプレッサーは亜鉛合金
【装弾数】17発(6mmBB)
【初速】0.82J(0.25g)
【集弾性能】7mの距離で直径5cm
【その他】ダブルアクションオンリー

初速はガスハンドガンにしてはかなり高いです。およそ次世代電動ガン並。
固定スライドがなせるワザでしょうか。

集弾性も良好です。
ただ構造上トリガーが重いため手ブレにより命中精度は悪くなりそうです。

狙った所に当てるにはハンマーが落ちる寸前まで引き絞ったら狙いを定めで引く、という方法がベストでしょう。

カスタムパーツとして、トリガースプリングの弱い物が売っていて、 
そちらに交換すると初速は落ちるものの連射がしやすくなります。 

【総評】
・初速が高い(4★)
・静音性(5★)
←マルイソーコムと比べても遜色ないレベル
・命中精度は良好(4★)

・ABSモデルなので軽い(-2★)
・トリガーが重い(-2★) 

今回のトイガンのオススメ度は・・・
★★★★★★★★★ 星9個!


ABSモデルと比べて価格はやや高くなりますが買うなら断然HWモデルをオススメします。

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トリガーが重い以外は性能はいいです(´∀`
スナイパーのサイドアームとして理想的な拳銃ではないでしょうか? 

サプレッサーの消音スポンジの隙間にさらにスポンジを詰めて隙間を全て埋めて撃ってみたところ発射音が、

通常→パスッパスッ
スポンジ追加後→ボッボッ


と、なんとか減音できました(´∀` 
近くで撃つと着弾音が大きいため減音効果はあまり得られませんが、
少し離れれば撃った音はほとんど聞こえないでしょう。 

サバイバルゲームなどで隠密行動する時は重宝しそうです! 

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敵に気づかれることなく敵を沈める・・・。


使いこなすことが出来れば静寂はアナタに味方するでしょう(´∀` 


今回ご紹介した商品のHWモデルはコチラ
 

今回ご紹介したモデルのシルバータイプ(ABS)


スタームルガーMk1アサシンズが活躍する映画がコチラ
おすすめです(´∀`